ねぇ、みんな!「おこづかい、ほしいなぁ」って思うこと、あるかな? じつは、いま、みんなが家でできる「おこづかいかせぎ」が、とってもはやっているんだって!
たとえば、じぶんで作ったやさいを売ったり、使わなくなったおもちゃを売ったりするんだ。 「えー!そんなことできるの?」って思ったかな?
この記事は、小学4年生のみんなにわかりやすく書いたけど、お父さんやお母さんにとっても、みんなの未来の可能性を広げるヒントになったらうれしいな。
今日は、この「じぶんでかせぐ」ってことが、どれだけすごいことなのか、いっしょに見ていこう!
やさい作りからスタート!きみは小さな社長さん
最近、テレビでもしょうかいされた「おうちでやさいを作るセット」があるんだ。 ふつうのやさい作りとちがうのは、作ったやさいをお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに「買って」もらうこと!
これはね、みんなが「小さな社長さん」になるみたいなんだ。
じぶんで作ったやさいを、お客さん(家族だね!)に買ってもらうと、こんな「すごいこと」がわかるよ。
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がんばって作ったものには、お金の「ねだん」がつくんだ!
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どうやったら、もっとやさいが売れるかな?って考えるのが楽しい!
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じぶんでお金をかせぐと、「やったー!」ってとってもうれしい!
お父さんやお母さんから「はい、おこづかいね」って、もらうのとはちょっとちがう、じぶんの力でかせぐドキドキをあじわえるんだ。
使わないもの、おもちゃも「おこづかい」になる!
「やさい作りはちょっとむずかしいかも…」って思った子もいるかな? だいじょうぶ!もっとかんたんに始められる方法があるよ。
それは、「いらないものを売ってみる」こと!
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きみがおおきくなって、もう着られないお洋服。
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あんまり遊ばなくなったおもちゃ。
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何回も読んだ絵本やまんが。
これらが、じつはだれかの「ほしいもの」になるかもしれないんだ。
お父さん、お母さんと「メルカリ」デビュー!
「どうやって売るの?」って思うよね。 そこで便利なのが、お父さんやお母さんのスマホにある「メルカリ」っていうアプリなんだ。
メルカリは、いらないものをほしい人に売ったり、買ったりできる「インターネットのフリマ」みたいなものだよ。
小学4年生なら、お父さんやお母さんと一しょにこんなことにチャレンジできるよ!
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売るものをえらぶ: 「これ、もういらないね。だれかに使ってもらおう!」って、じぶんでえらんでみよう。
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きれいにみがく: ほこりをふいたり、きれいにたたんだりして、売るものをピカピカにしよう。
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しゃしんをとる: スマホで写真をパチリ!どうやったら、売るものがかわいく、かっこよく見えるか、かんがえてみよう。
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ねだんをきめる: 「これ、いくらだったら買ってくれるかな?」って、お父さんやお母さんとそうだんして、ねだんをきめてみよう。
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売れたらどうする?: じぶんのおもちゃが売れたら、どこに送ればいいのかな?どうやってつつむのかな?ってことも、いっしょにやってみようね。
メルカリを使うときは、お父さんやお母さんがアカウントを管理して、メッセージのやりとりや、住所を書いたりするのは大人がするから、安心してね!みんなは、売るものをきれいにしたり、写真をとったりするのを手伝ってね!
「じぶんでかせぐ」って、こんなにすごい!
いらないものを売るって、ただおこづかいが増えるだけじゃないんだ。
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「お金って、大切なんだな」ってわかる: じぶんががんばって売ったお金だから、前よりもっと大切に使えるようになるよ。
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「物を大切にする心」が育つ: いらないものでも、だれかがまた使ってくれるって思うと、物を大事にする気持ちが大きくなるよ。
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かんがえる力がつく: 「どうやったら売れるかな?」「どうやったらもっとかわいく見えるかな?」って、いろいろかんがえるようになるんだ。
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もし、すぐに売れなくても、だいじょうぶ!どうしたらもっとよくなるかな?って、またかんがえるのが、もっとすごい力になるんだよ。
これからの「おしごと」に役立つ力
もしかしたら、みんなのなかには、「しょうらい、ゲームを作る人になりたいな」「かっこいい絵を描く人になりたいな」って思っている子もいるかもしれないね。
そんな夢にも、この「じぶんでかせぐ」経験がきっと役に立つんだ。
大人になったら、会社に入って働く人もいれば、じぶんで会社を作ったり、じぶんの得意なことをおしごとにする人もいる。どんなおしごとにつくことになっても、「じぶんでかんがえて、新しいものを作って、だれかをよろこばせる」って力は、きっとみんなを助けてくれるはずだよ。
やさい作りやいらないものを売るほかにも、お家のお手伝いをしたり、得意な絵をかいたりすることでも、おこづかいをかせぐことができるんだよ。
だから、まずは、おうちにある「いらないもの」を見つけて、お父さんやお母さんと一しょに「おこづかいかせぎ」にチャレンジしてみない?
この小さな一歩が、みんなの自信と成長、そして将来の選択肢を広げる大きな力になるよ。ぜひ、家族で話し合って、みんなの「やってみたい!」を応援してもらおう!きみも、未来の「かせぎ名人」のたまごだ!