特撮ファンの皆さん、息を呑むようなニュースが飛び込んできましたね!なんと、『ウルトラセブン』の永遠のヒロイン、友里アンヌ隊員を演じられたひし美ゆり子さんと、『仮面ライダーアマゾン』で主役のアマゾン/山本大介を演じられた岡崎徹さんが、年内にご結婚されるとのこと!
これはまさに「夢の共演」どころではありません。日本の二大特撮シリーズのレジェンド級ヒーロー&ヒロインが、現実の世界で結ばれるという、想像の斜め上を行くリアル・ファンタジーです。
まさにリアル「夢の共演」!驚き、そして歓喜!
思えば、『ウルトラセブン』は1967年、『仮面ライダーアマゾン』は1974年。放送時期は少し離れていますが、どちらも昭和の第二次変身ブームを象徴する、あまりにも大きな存在です。
片や、M78星雲から来たモロボシ・ダンを献身的に支え、多くの子供たちの憧れだったウルトラ警備隊の紅一点、アンヌ隊員。
片や、アマゾンの奥地で育ち、文明社会の常識と戦いながら、野生の雄叫びと牙で悪と戦った仮面ライダーアマゾン。
このお二人が、まさか人生の伴侶として結ばれるなんて…!ニュースを聞いた瞬間、「え?合成写真?」「エイプリルフールはまだ先だよな?」と、しばらく現実感がありませんでした。しかし、事実と知ってからは、もう胸がいっぱいです。長年お二人を応援してきたファンとしては、これ以上の喜びはありません。SNSでも「凄すぎる!」「お似合いすぎる!」「昭和の尊い組み合わせ!」と、祝福の声が溢れかえっています。このニュースは、特撮という文化が世代を超えて愛され続けていること、そして作品が生んだ絆が、時を経て現実世界でこんなにも素晴らしい形で花開くことがあるのだ、という希望を与えてくれました。
昭和特撮への超マニアック・オマージュ!アンヌとアマゾンが出会った「時代」を深掘りする!
さて、ここからは少しマニアックに、お二人が活躍された「昭和特撮」という時代へのオマージュを捧げつつ、この奇跡の結婚について深掘りしてみたいと思います。
記事によると、お二人の出会いはなんと53年前。つまり、1971年頃のことになります。この時期、特撮界はまさに百花繚乱でした。
『ウルトラセブン』は放送終了していますが、再放送や劇場版などで人気は健在。一方、第一次変身ブームの火付け役となった『仮面ライダー』が大ヒットしており、『帰ってきたウルトラマン』も放送中。まさに「ウルトラ」と「ライダー」という二大巨頭が並び立ち始めた頃です。
ひし美ゆり子さんは、『セブン』終了後も他のテレビドラマや映画で活躍されていましたが、特撮関連のイベントや雑誌の企画などで、他作品の俳優さんと交流する機会は少なくなかったはずです。
そして、岡崎徹さんが『仮面ライダーアマゾン』の主演に抜擢されるのは1974年。この53年前の出会いが、具体的にどのような場だったのか非常に気になるところです。ひょっとしたら、当時発行されていた「ぼくら」や「少年マガジン」といった少年誌のグラビア撮影で一緒になった?それとも、東映や円谷プロといった垣根を越えた、芸能関係者のパーティーやイベント?あるいは、特撮とは直接関係ないドラマや映画での共演?想像は膨らみます。
マニアックな視点でこの時代を考えるなら、1971年はオイルショック前の、ある意味で高度経済成長の歪みが表面化しつつも、まだ希望に満ちた空気も残っていた時代です。特撮作品にも、社会問題や環境問題へのメッセージが込められ始め(『帰ってきたウルトラマン』の公害怪獣など)、単なる子供向け番組では終わらない深みが生まれつつありました。
そんな時代に、後年、シリアスなドラマ展開とハードな描写で異彩を放つ『ウルトラセブン』のヒロインと、人間の言葉もままならない野生児ヒーローという、異色の設定で特撮界に衝撃を与えた『仮面ライダーアマゾン』の主演俳優が出会っていたというのは、なんとも運命的ではありませんか。
さらにマニアックに!アンヌ隊員といえば、ウルトラ警備隊の白い隊員服に身を包み、メディカルセンターで隊員たちの健康管理を担う一方で、時には銃を取って戦う勇ましさも兼ね備えていました。モロボシ・ダンが宇宙人であることに薄々感づきながらも、彼を深く信頼し、最終回で見せた涙ながらの告白シーンは、今も多くのファンの心を捉えて離しません。特に、ダンがアイスラッガーについて語るのを聞いて、痛そうに自分の額に手をやる仕草など、細やかな演技が光ります。
一方、仮面ライダーアマゾン、山本大介。ギギの腕輪を持つが故に、ガガの腕輪を持つ十面鬼ゴルゴス率いるゲドン、そして後のガランダー帝国から狙われる運命。知性を失った野生児という設定ゆえに、当初は「アーマーゾーン!」と叫び、噛みつきや引っ掻きといった野性的なファイトスタイルが特徴でした。人間社会の常識に戸惑いながらも、岡村まさひこ少年やモグラ獣人といった「トモダチ」との絆を深めていく姿は、多くの視聴者に感動を与えました。真夏のアクションシーンや、独特の咆哮など、岡崎徹さんの肉体的、精神的なご苦労は想像に難くありません。
アンヌ隊員が活躍した世界と、アマゾンが戦った世界は、もちろん劇中では交わることはありません。しかし、その同じ「昭和」という時代に、同じ「特撮」という文化の中で、お二人が確かに存在し、そして53年前に出会い、そして今、夫婦として結ばれる。これは単なる芸能ニュースではなく、昭和特撮という壮大な物語が紡いだ、もう一つの、あまりにも尊い「最終回」なのかもしれません。
心からの祝福を!
ひし美ゆり子さん、岡崎徹さん、この度は誠におめでとうございます!長年にわたり、私たちファンに夢と希望を与え続けてくださったお二人の新たな門出を、心よりお祝い申し上げます。末永くお幸せに!そして、この慶事が、昭和特撮を愛するすべてのファンにとって、改めて作品の素晴らしさを噛み締める機会となることを願っています。
さあ、皆さん!今宵は『ウルトラセブン』最終回と『仮面ライダーアマゾン』最終回を連続で見直す夜にしませんか?そして、グラスを片手に、アンヌ隊員とアマゾンの幸せを祝いましょう!