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TR-808系リズムマシン入門ガイド:初めてでも音が出せる基本マニュアル

伝説的なリズムマシン「TR-808」(イメージ)

TR-808」って、聞いたことはありますか?

ヒップホップ、テクノ、ポップス…ジャンルを問わず、多くの名曲に使われてきた伝説的なリズムマシンです。

「難しそう…」と感じるかもしれませんが、大丈夫!この記事では、TR-808系リズムマシン(※)の基本から、一曲のリズムトラックを作るまでの流れを、誰にでもわかるようにステップバイステップで解説します。

この記事を読み終わる頃には、あなたも自分だけのビートを鳴らせるようになりますよ!

※Roland TR-808、KORG volca beats、Roland TR-8Sなど、ステップシーケンサーでリズムを作るマシン全般を指します。

 


 

ステップ1:まずは音を出してみよう

まずは、音を出してリズムを作るための土台を準備します。

  1. 「PATTERN WRITE」モードにする

    • リズムマシンには、「音を聴くモード」と「リズムを作るモード」があります。新しいパターンを作るために、「PATTERN WRITE」(パターン・ライト)というスイッチやボタンを押して、リズムを作るモードに切り替えましょう。

    • 多くのマシンでは、このボタンが点滅したり、LEDが光ったりして、モードが切り替わったことを知らせてくれます。

  2. 「CLEAR」ボタンでまっさらにする

    • 次に、「CLEAR」ボタンを押して、マシンに最初から入っているパターンを消去します。これで、まっさらな状態から自分のリズムを作ることができます。

  3. 「INST SELECT」で楽器を選ぶ

    • 「INST SELECT」ボタンを押して、どの楽器(キック、スネア、ハイハットなど)を編集するか選びます。最初は「BD」(バスドラム、キック)を選びましょう。


 

ステップ2:リズムを打ち込んでみよう

いよいよ、リズムを打ち込んでいきます。TR-808系マシンは、16個のボタンを使ってリズムを作ります。

この16個のボタンは、16分音符の各タイミングに対応しています。

  1. 「ステップボタン」を押して音を鳴らす場所を決める

    • 選択した「BD」(バスドラム)を、4分音符ごとに鳴らしてみましょう。1番、5番、9番、13番のステップボタンを押してください。ボタンが点灯し、音が鳴るタイミングが記録されます。

  2. 「START」ボタンで再生する

    • START」ボタンを押すと、作ったリズムが再生されます。「ドン、ドン、ドン、ドン」というキックの音が聞こえましたか?

  3. 他の楽器も追加してみよう

    • 再生を止めずに、「INST SELECT」で「SD」(スネアドラム)を選びます。スネアは2拍目と4拍目に入れるのが基本です。5番と13番のステップボタンを押してみましょう。

    • 「ドン、タン、ドン、タン」という基本的なリズムができましたね!


 

ステップ3:音色を変えたり、展開をつけたりして、自分だけの物語を作ろう!

リズムの基本ができたら、ここからはあなたのクリエイティブな時間です。ツマミを回したり、ちょっとした工夫をするだけで、作ったリズムがグッと面白くなります。

 

魔法のツマミで音色を変える

各楽器の横にあるツマミは、音のキャラクターを変える「魔法のツマミ」です。

  • 例えば、バスドラムの「DECAY」(ディケイ)ツマミを回してみましょう。

    • 右に回すと、「ドゥーーン」と音が長く響き、まるで深い海の底から聞こえてくるような音に。

    • 左に回すと、「トッ」と短く締まり、弾むような軽快な音になります。

色々なツマミを回して、あなたの好きな音を探してみてください。同じリズムでも、音色を変えるだけで全く違う雰囲気が生まれますよ。

 

フィルイン(おかず)でリズムに驚きを!

ずっと同じリズムが続くと飽きてしまいますよね。そこで、曲の変わり目に入るフィルインで、リズムに「おどろき」を加えましょう。

  • TAP/FILL IN」ボタンを押しながら、最後の数ステップ(13〜16番など)に、スネアやタムの音を打ち込んでみてください。

  • 再生中にこのボタンを押すと、作ったフィルインが再生されます。これで、まるで物語の転換期のような、ハッとさせられる瞬間が作れます。

 

複数のパターンを繋げて曲にする

いくつかのリズムパターンを作って保存しておくと、それらを繋げて一つの長い曲にすることができます。

  • PATTERN CHAIN」というモードで、再生したいパターンの順番にボタンを押すだけ。

  • 例えば、シンプルな「Aメロパターン」→少しにぎやかな「Bメロパターン」→「フィルイン」というように、複数のパターンを繋いで、リズムだけで物語を語るような曲が作れます。


 

【重要】作ったパターンは忘れずに保存しよう!

せっかく作ったリズムは、電源を切ると消えてしまうことがあります。 作ったパターンを保存するには、「SAVE」ボタンや、「PATTERN WRITE」ボタンを長押しするなどの操作が必要です。 詳しくは、お使いのマシンの説明書を確認するか、オンラインで「[機種名] save」と検索してみてください。

これで、音の出し方から一曲のリズムトラックを作るまでの流れをすべてマスターしました。

あとは、このリズムにベースやメロディを重ねれば、自分だけのオリジナルソングが完成します。さあ、あなたも伝説のサウンドで、音楽の旅に出てみませんか?