はじめに
街を歩くだけで“ふわっ”と足裏が持ち上がるような感覚──それがオールブラックの厚底ランニングシューズがもたらす最大の魅力です。2025年は、NikeやHOKA、adidas、New Balance、ASICSといったトップブランドが次世代フォームを惜しみなく投入し、軽量化と衝撃吸収性の両立を果たしたモデルを続々とリリース。ビジネスカジュアルからストリートスタイルまで、黒一色のミニマルなデザインがどんなコーデにも溶け込み、足元から洗練度を一気に引き上げてくれます。
一方で、厚底シューズの恩恵を手軽に試したい方向けに、1万円以下のコスパ重視モデルも充実。CloudfoamやSOFTRIDE、EVAソールなど信頼のミッドソール素材を採用し、「まずは厚底の履き心地だけ味わいたい」というニーズにも応えています。この記事では、ハイエンド5足とエントリー5足、合計10モデルを徹底比較。各シューズのミッドソール厚や重量、そして実際に手に取ったときに感じる履き心地のポイントまで、詳細に解説します。あなたのスタイルや用途、予算にぴったりの“とっておきの一足”を、ぜひ見つけてください。
高価格帯モデル5選:最新テクノロジーが生む“浮遊感”
Nike ZoomX Invincible Run FK
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ミッドソール厚:ヒール約37 mm/前足約28 mm
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重量(27 cm):約278 g
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価格帯:約¥55,000
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特徴:100%ZoomXフォームをフルレングスで搭載し、着地時の衝撃をしっかり吸収しながら、まるでトランポリンの上を走るかのような反発力を実現。広めに設計されたアウトソールが安定感を高め、Flyknitアッパーは通気性とフィット感を両立します。
HOKA ONE ONE Clifton 9
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ミッドソール厚:約34 mm
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重量(27 cm):約250 g
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価格帯:約¥17,800
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特徴:超軽量EVAフォームを用いた厚底ミッドソールが繭のように足を包み込み、歩くたびにふわっと持ち上げられるような快適感。シンプルなブラックのデザインは、どんなスタイルにもマッチします。
adidas Ultraboost 21
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ミッドソール厚:約29 mm
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重量(27 cm):約340 g
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価格帯:約¥36,655
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特徴:Boostフォームが持つ高いエネルギーリターンを最大限に活かし、長時間の歩行でも足取りが軽やかに。Primeknitアッパーがぴったりとフィットし、足全体を包み込むようなホールド感を提供します。
New Balance Fresh Foam X 1080 v13
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ミッドソール厚:約31 mm
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重量(27 cm):約285 g
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価格帯:¥15,000~¥20,000
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特徴:Fresh Foam Xが最高レベルのクッション性を誇り、ガイドレールテクノロジーが無駄な横ブレを防止。通勤から軽いランニングまで、あらゆるシーンで安定した履き心地を叶えます。
ASICS NOVABLAST 4
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ミッドソール厚:約33 mm
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重量(27 cm):約270 g
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価格帯:約¥14,000
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特徴:FF BLAST PLUS ECOを増量したミッドソールが、押し返すようなバウンス感とソフトな沈み込みを両立。通気性に優れるWOVENアッパーで、足ムレを防ぎながら快適性をキープします。
コスパ重視モデル5選:手軽に厚底体験を
adidas Core Runner 5 (NKE45)
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ヒール厚/前足厚:33 mm/23 mm
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価格:約¥4,117~¥4,545
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特徴:Cloudfoamミッドソールが着地衝撃をしっかり吸収。メッシュアッパーと合成繊維のコンビネーションが通気性を高め、1万円以下とは思えない快適性を実現。
adidas GALAXY 6 M (GW4138)
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ヒール厚/前足厚:29 mm/19 mm
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価格:約¥5,479
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特徴:50%以上リサイクル素材を使用したサステナブル設計。ソフトコアフォームが足を優しく支え、エントリーモデルながら厚底の安定感をしっかり味わえます。
Puma SOFTRIDE Flex Lace EASE IN WD
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価格:約¥6,083
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特徴:SOFTRIDEフォームが長時間のクッションをキープし、“EASE IN”構造で脱ぎ履きもスムーズ。幅広設計でゆったりとしたフィット感を提供します。
Puma Space Runner ALT
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価格:約¥3,781
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特徴:通気性に優れるメッシュアッパーとSoftFoam+インソールの組み合わせで、快適な歩行をサポート。Amazon限定のブラックカラ―で人と被らない個性も魅力です。
SIXSPACE メンズ ランニングシューズ
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価格:約¥3,999
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特徴:約170 gの超軽量EVA厚底ソールと一体織りメッシュアッパーが、通気性と衝撃吸収を両立。破格のプライスで厚底デビューに最適です。
モデル比較一覧
モデル | ヒール厚 | 前足厚 | 重量(27 cm) | 価格帯 |
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Nike ZoomX Invincible Run FK | 37 mm | 28 mm | 278 g | ¥55,000前後 |
HOKA Clifton 9 | 34 mm | ― | 250 g | ¥17,800前後 |
adidas Ultraboost 21 | 29 mm | ― | 340 g | ¥36,655 |
New Balance Fresh Foam X 1080 v13 | 31 mm | ― | 285 g | ¥15,000~¥20,000 |
ASICS NOVABLAST 4 | 33 mm | ― | 270 g | ¥14,000前後 |
adidas Core Runner 5 (NKE45) | 33 mm | 23 mm | ― | ¥4,117~¥4,545 |
adidas GALAXY 6 M (GW4138) | 29 mm | 19 mm | ― | ¥5,479 |
Puma SOFTRIDE Flex Lace EASE IN WD | ― | ― | ― | ¥6,083 |
Puma Space Runner ALT | ― | ― | ― | ¥3,781 |
SIXSPACE メンズ ランニングシューズ | ― | ― | 170 g | ¥3,999 |
まとめ
厚底ランニングシューズは、もはや“走るためだけ”のアイテムではありません。最新モデルに搭載された高反発フォームは、デイリーユースでも“ふわふわ”の快適感を継続的に提供し、黒一色のシンプルなデザインが足元を洗練してくれます。上位モデルはブランド最先端のテクノロジーを詰め込み、一度履くとやみつきになる反発力と軽さを実感できる一方、エントリーモデルは1万円以下で厚底ならではの履き心地を気軽に試せるコスパの高さが魅力です。
あなたのライフスタイルや用途、予算に合わせ、「その一足でどんな景色を歩きたいか」をイメージしながら選ぶのが正解。通勤時の足取りを軽くしたい方も、カフェやショッピングでおしゃれを楽しみたい方も、今回の10モデルから、ぜひ自分だけの“運命の一足”を見つけてください。
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