Abtoyz Blog

ニュースの裏側に潜む「構造」を、独自の視点と個人的な思い出で読み解く考察ブログ。テクノロジーから都市論、文化史まで、抽象的な事象を言語化し、変化の激しい現代を賢く生き抜くための視座を提示します。

ラジコおすすめ番組50選【2026年最新】山下達郎・細野晴臣・伊集院光から深夜ラジオまで完全網羅

人気ラジオのパーソナリティ(イメージ)

※本ページはプロモーションが含まれています

 

2026年、私たちは「情報の濁流」の中に生きている。

AIが生成した無機質なコンテンツ、15秒で消費される短尺動画、アルゴリズムが勝手に決める「あなたへのおすすめ」——そんなデジタルの砂漠において、ラジオはもはや単なる「放送」ではない。

それは、血の通った人間が、マイク一本で孤独なあなたに語りかける「最後の聖域」だ。

ラジコ(radiko)の普及により、私たちは時間と場所の制約から解放された。

しかし、便利になったからこそ見失いそうになるものがある。

それは、決まった時間の静寂を突き破って聴こえてくる、あの「声」の重みだ。

このリストは、2025年radiko年間ランキングの冷徹なデータと、2026年2月現在の放送現場の熱量を融合させたものだ。

今、この瞬間にマイクの前で呼吸し、時代を切り裂いている「現役の50番組」を、徹底紹介する。

 


Ⅰ. ラジコで聴くべき声の巨人たち——この声がラジオを定義している(10選) {#legends}

これらの番組を聴くことは、日本のラジオという名の河の流れそのものを体験することだ。ランキングに関係なく、これが現在進行形で放送されているという事実だけで十分に異常で、十分に価値がある。

 


No.01 山下達郎のサンデー・ソングブック

TOKYO FM・JFN系全国38局ネット / 毎週日曜14:00〜14:55 1992年10月スタート。放送回数1741回(2026年2月22日現在)。全国無料。

まず事実を列挙する。公式の番組説明は「山下達郎の個人コレクションを使って発信される日本最高のオールディーズ・プログラム」。「日本最高」というのは謙遜でも自慢でもなく、おそらく事実に近い。

放送時の音質にこだわり、自宅で所有のレコードをオンエアに適した音質に自ら整えて放送している。つまりこの番組にかかる曲は、全部山下達郎が自分でトーンアームを落として録音した音源だ。2026年2月、スティーヴ・クロッパー追悼特集を2週連続で敢行した。スティーヴ・クロッパーが誰かわからなくても構わない。ある音楽家が亡くなったとき、日本のラジオで2週間連続でその人の軌跡を音楽で追う番組があるという、それだけで十分に異常な話だ。

定番コーナー「棚からひとつかみ」では毎週テーマを設定して1930〜80年代まで縦横無尽に選曲する。「このレコードは日本プレスと米国プレスでマトリクスナンバーが違い、音質も……」という話を普通にする。それがわからなくても面白いし、わかったら底なし沼にはまる。

聴くなら:日曜14時、またはタイムフリーで翌日でも可。まず「棚からひとつかみ」回から。


No.02 ウィークエンドサンシャイン(ピーター・バラカン)

NHK-FM / 毎週土曜7:20〜9:00(約100分)/ 再放送:毎週木曜16:00〜 1999年4月スタート。ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。2026年2月7日放送確認済み。

ブロードキャスター・ピーター・バラカン(1951年、ロンドン生まれ)のDJ番組。選曲哲学について、バラカン自身はこう言っている——「単にラジオでかけたい楽曲を選ぶ」。これほどシンプルで揺るぎない選曲哲学を言語化できる人間は、日本のラジオにバラカン以外いない。ロック・ソウル・ジャズ・ブルース・ワールドミュージック・ボサノバ——全部この「かけたい」という基準だけで動いている。

AIのレコメンドが「あなたの好みのパターン」を学習して音楽を提供する2026年に、バラカンの選曲は最大の抵抗勢力だ。土曜の朝7時20分から100分間。NHK-FMのため「らじる★らじる」でも1週間の聴き逃し配信あり。ラジコでも木曜再放送あり。

聴くなら:土曜朝7:20。眠くてもこれが始まると目が覚める。


No.03 Daisy Holiday!(細野晴臣)

interfm897 / 毎週日曜25:00〜25:30(日曜深夜1:00〜1:30) 2002年5月スタート(前身のJ-WAVE版から数えると1998年〜)。2026年1月24日放送確認済み。

毎週日曜深夜1時から放送。収録は細野晴臣のプライベートスタジオ「クワイエット・ロッジ」。ミュージシャン・細野晴臣が持つ唯一のレギュラー・ラジオ番組だ。30分番組で6〜8曲かける。つまりトークは極端に少なく、音楽が主役だ。

1930年代のフレッド・アステアのジャズ・スタンダード、ブライアン・ウィルソンのポップス、YMO以降の電子音楽——この番組でかかる音楽の振れ幅が、細野晴臣という人物の地図の広さを証明する。はっぴいえんど(1969年〜)→YMO→アンビエント→Penguin Cafe OrchestraやSandiiといった異ジャンルの音楽——この線がどうつながるのかを考えながら聴くと、細野晴臣の異常な深さの一端が見えてくる。

聴くなら:深夜1時から30分。「ながら」に向いていない唯一のラジオ番組かもしれない。関東外はエリアフリー必須。


No.04 村上RADIO(村上春樹)

TOKYO FM・JFN全国38局ネット / 原則毎月最終日曜19:00〜19:55 2018年8月スタート。2026年2月22日に第85回「(博士も愛した)素数で聴く音楽」を放送。全国無料。

まず、この事実を受け止めてほしい。村上春樹がDJをやっている。世界中で翻訳され読まれている作家が、自宅のレコード棚から音楽を選んで毎月1回ラジオでかける。84回分にわたって積み上げられてきたプレイリストは、村上春樹という人間の音楽地図そのものだ。

2026年2月22日の放送テーマは「(博士も愛した)素数で聴く音楽」——素数が題名についている曲を世界中から集めるという、村上春樹以外に思いつかないテーマだ。山下達郎のサンデーソングブックが「日本最高のオールディーズ・プログラム」なら、村上RADIOは「日本最高の文学的セレクション」だ。この2番組が同じ時代に存在していることは、2026年のラジオの奇跡のひとつだ。


No.05 MBSヤングタウン土曜日(明石家さんま)

MBSラジオ / 毎週土曜22:00〜23:30(東京支社収録) 明石家さんまが1976年から出演継続中。2026年1月10日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

明石家さんまが1976年の初出演以降、40年以上継続出演している番組。この番組の「戦場感」は凄まじい。テレビがコンプライアンスの波に飲まれるなか、ここでは「笑いへのストイックな殺意」が剥き出しだ。若手アイドルを相手に、恐ろしい速度の脳回転で笑いを絞り出す。

深夜ラジオの「文化財」としての側面と、現在進行形の「最前線」としての側面が同居している唯一の番組。さんまは「ヤンタンの灯を消してはいけない」と語り、長年にわたって番組の存続を支えてきた。


No.06 桑田佳祐のやさしい夜遊び

TOKYO FM・JFN系全国38局ネット / 毎週土曜23:00〜23:55 1995年4月スタート。2026年1月17日・24日放送回数1600回突破。全国無料。

サザンオールスターズ・桑田佳祐がほぼ毎週土曜生放送のラジオ番組。この番組の唯一無二の価値は「桑田佳祐が毎週ギター片手に生歌を歌う」ことだ。テレビでも配信でも代替できないこの体験が、30年間継続している。1600回を超えた今も、土曜深夜23時に届く歌声は変わらない。2025年2月22日には、サザンのニューアルバム収録曲の日本ラジオ放送史上初のフルオンエアという前代未聞の放送も行った。


No.07 伊集院光 深夜の馬鹿力

TBSラジオ / 毎週月曜25:00〜27:00(火曜1:00〜3:00) 1995年10月10日スタート。2025年10月に放送30周年。2026年2月23日放送確認済み。

日本のラジオ番組で「30年間一人でしゃべり続けた」という事実に匹敵するものはほぼない。構成作家が横にいるだけで、2時間を伊集院光一人が埋める「ピン」形式。「すべての投稿に自ら目を通す」という姿勢を30年貫いている。2026年の彼のフリートークはもはや現代の落語や文学の域に達している。深夜に一人の人間がマイクに向かって喋り続けるという行為の30年分の蓄積として、この番組は日本のラジオ史における唯一無二の存在だ。


No.08 高田文夫のラジオビバリー昼ズ

ニッポン放送 / 月〜金 11:30〜13:00 1989年10月スタート。37年目継続中。在京民放昼番組の最長寿。2026年2月26日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

まず「高田文夫とは何者か」を確認する。ビートたけし・萩本欽一ら昭和から平成にかけての人気番組を手がけた放送作家であり、立川談志に入門して1988年に真打ちに昇進した落語家「立川藤志楼」でもある。「日本の笑いを量産した工場長」が、37年間ずっと平日昼にしゃべり続けているのがこの番組だ。

月曜は高田文夫+松本明子、火曜は東貴博+磯山さやか、木曜は清水ミチコ+ナイツ、金曜は松村邦洋らが担当。5曜日で5つの顔を持つ。在京民放の昼ワイド最長寿として、37年間の重みがある。


No.09 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ

ニッポン放送 / 毎週日曜16:00〜17:30 2003年4月スタート。上柳昌彦がレギュラーアシスタント。2026年1月4日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

鶴瓶氏のラジオは「即興の芸術」だ。台本などあってもないようなもの。今朝会った近所の人、ロケ先で起きたハプニングを、隣で話しているような親密さで語る。上柳昌彦との掛け合いは、会話という名のジャズだ。日曜の夕方、世界を少しだけ愛せるようになるための儀式として機能している。ポッドキャスト版も配信中。


No.10 安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオ / 毎週日曜10:00〜11:55 2025年在京エリア年間1位。40〜60代男女の支持が圧倒的。エリアフリーで全国から聴取可能。

2025年在京エリア年間1位。深夜番組ではなく日曜の昼前だが、このリストの最重要番組のひとつに置くのが正しい。コンビニのレジ袋のこと、電車で見かけた人のこと——その「どうでもいいこと」を語る2時間に、なぜか聴き続けてしまう。「プロの語り手」と「素の人間」が共存できる唯一の場所がラジオだと、この番組を聴くたびに思う。


ラジコで聴ける音楽番組おすすめ——一人の人間の偏愛が宇宙になるとき(8選) {#music}

「アルゴリズムが選ぶ音楽」と「人間が偏愛で選ぶ音楽」の違いは、後者には「なぜこの曲なのか」という文脈と体温がある点だ。この章の番組はすべて、一人の人間の偏愛が宇宙になっている。


No.11 タブレット純 音楽の黄金時代

ラジオ日本(FM92.4MHz/AM1422kHz)/ 毎週土曜18:00〜20:00 2016年10月スタート。2026年2月21日・28日放送確認済み。岐阜放送・ラジオ関西でもネット。エリアフリーで全国から聴取可能。

タブレット純は歌手・芸人・昭和歌謡研究家の三つの顔を持つ。この番組ではその全部を使う。1960〜70年代のムード歌謡・グループサウンズ・フォークを、自ら選曲・構成して届ける2時間番組。毎回テーマを設定し、ヒット曲から知る人ぞ知る隠れた名曲まで紹介する。

ApplePodcastのリスナーレビューには「やさしい語りとセクスィーな歌声、お人柄はまるで観音様」「肩こりも治る」という言葉がある。これは誇張ではない。タブレット純の声には、他の誰にもない質感がある。ポッドキャスト版(前半+アフタートーク)も配信中。まずポッドキャストで入門するのも手。


No.12 クリス松村の「いい音楽あります。」

ラジオ日本(FM92.4MHz/AM1422kHz)/ 毎週日曜20:00〜21:00 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

自称「音楽家(おんらくか)」のクリス松村が「1本のカセットテープを作るイメージ」で選曲する1時間番組。楽器も弾けない、楽譜も読めない「単なる音楽ファン上がり」だからこそ生まれる選曲眼が唯一無二。70〜80年代アイドル・ニューミュージック・J-POP・洋楽を2万枚超のアナログ盤・CDから選ぶ。好きな曲がかかると声のテンションが変わる——その変化を聴くだけで楽しい。

タブレット純が「土曜夜」、クリス松村が「日曜夜」。この「ラジオ日本週末音楽二部作」は、昭和〜平成の日本の音楽を最も豊かに届ける週末の習慣だ。


No.13 山本さゆりのミュージックパーク

ラジオ日本(FM92.4MHz/AM1422kHz)/ 毎週土曜20:00〜21:00 タブレット純 音楽の黄金時代(土曜18:00〜20:00)の直後の枠。エリアフリーで全国から聴取可能。

山本さゆりは湯川れい子に師事して「全米トップ40」のアシスタントを務め、ベイシティローラーズの専属レポーターも担った、日本の洋楽ラジオの原点にいた人物だ。プレイリストにはPaul Mauriat、Olivia Newton-John、ELO、Earth Wind & Fire、Bay City Rollers、The Beatlesが並ぶ。

タブレット純が「昭和歌謡の生き証人」なら、山本さゆりは「日本の洋楽ラジオの生き証人」だ。土曜のラジオ日本は18時からタブレット純、20時から山本さゆりと、3時間で日本のポップス文化の縦断面が見える「土曜夜のラジオ日本三部作」になっている。


No.14 Barakan Beat(ピーター・バラカン)

interfm897 / 毎週日曜18:00〜20:00 2026年2月継続放送中。関東外はエリアフリー必須。ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。

ウィークエンドサンシャイン(NHK-FM・土曜朝)との使い分け:こちらは2時間という長さと、NHKではかけにくい曲が登場することがある点が違う。両方聴くとバラカンの選曲哲学の全体像が見えてくる。

細野晴臣のDaisy Holiday!(日曜深夜1時)、World Music Cruise(日曜21:30)と同じinterfmで、この番組は日曜18時。三番組を合わせると「日曜のinterfm音楽三部作」として楽しめる。つまりinterfmは日曜だけで世界最高水準の音楽ラジオの1日になっている。


No.15 BUMP OF CHICKEN PONTSUKA!!

BAYFM78 / 毎週金曜 深夜3:00〜3:27 1999年10月スタート。26年目継続中。2026年2月13日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

「メディアでの露出が少ない」——それがBUMP OF CHICKENというバンドを語る上での定番の形容だ。テレビに出ない、雑誌インタビューが少ない。その代わりに、1999年から毎週金曜深夜3時に、藤原基央・升秀夫・増川弘明の3人(2020年9月から直井由文が活動休止中)がBAYFM78のスタジオに集まってしゃべり続けている。バンド結成30周年を迎えた今も、「天体観測」以来ファンに寄り添ってきたメンバーの「普通の会話」が、ここにしかない。


No.16 SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記

TOKYO FM/JFN全国38局ネット / 毎週日曜 21:00〜21:55 2016年10月スタート。2026年2月放送確認済み。全国無料。

スピッツのボーカル・草野マサムネが毎週テーマを設けてロック音楽を紹介する番組。「渋谷系とニュー・ウェイヴの接点」「USガレージロック特集」——テーマ設定そのものに草野の音楽的ルーツと知的好奇心が直結している。山下達郎・バラカン・細野晴臣とは全く異なる「J-POPの当事者からやってきたロック愛好家」という立ち位置が唯一無二だ。「漫遊」というタイトル通り、知らなかった大陸に気づいたらたどり着いている。


No.17 TOKIO HOT 100(クリス・ペプラー)

J-WAVE / 毎週日曜13:00〜16:54 1988年スタート。35年以上継続中。全国無料。

このリストで唯一の「リアルタイムのヒットチャート番組」として収録。「過去を掘る番組」(山下達郎・バラカン・細野晴臣・タブレット純)と「現在を縦断する番組」を両方持つことで、音楽の地図が立体的になる。クリス・ペプラーの澄んだ英語と日本語が交差するMCスタイルはJ-WAVEの原点そのもの。日曜昼の4時間、「いま世界で何が聴かれているか」を知るための最良の窓口。


No.18 アフター6ジャンクション2(宇多丸)

TBSラジオ / 月〜木 20:00〜22:00 2018年スタート、2023年10月「2」に改題。2025年4月より現放送時間。2026年2月4・5日放送確認済み。略称「アトロク2」。エリアフリーで全国から聴取可能。

RHYMESTERの宇多丸がパーソナリティ。映画・音楽・本・ゲームなどカルチャーを横断する「聴くカルチャー番組」。映画批評コーナー「ムービーウォッチメン」は公開中の映画を毎週1本選び徹底評論する。褒めるときも批判するときも論拠が明確なので、聴き終わって映画を観たくなるか観なくていいとわかるか、どちらかしかない。月〜木の夜2時間、カルチャーの地図を広げたい人のための番組。


ラジコで聴ける深夜ラジオおすすめ——剥き出しになった人間の声(10選) {#midnight}

テレビのカメラがない場所だからこそ、彼らは「剥き出しの言葉」を吐き出す。深夜のラジオは「本音の場所」だ。数多ある深夜番組から「この人でなければ語れない」10本に絞った。


No.19 オードリーのオールナイトニッポン

ニッポン放送 / 毎週土曜25:00〜27:00(日曜1:00〜3:00) 10〜30代男性 2025年年間1位。2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

若林正恭の「内省的な狂気」と春日俊彰の「規格外の鈍感力」。2024年の東京ドームイベント以降、二人の関係性はより「密」になり、深夜の部室のような空気がさらに色濃くなっている。どんなに大きくなっても「深夜の部室で二人がしゃべっている」という本質が変わらない番組は、他にはない。


No.20 爆笑問題カーボーイ

TBSラジオ / 毎週火曜25:00〜27:00(水曜1:00〜3:00) 1993年スタート。深夜ラジオの現役最長クラス。2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

太田光が政治・時事ネタに向かうとき、テレビとは全然違う声になる。それを田中裕二が安定感のある相槌と的確なツッコミで受け止める。テレビの太田光しか知らない人に、ここで聴く太田光は別人のように映る。30年以上続く深夜番組として、「太田光が毎週本音を吐き出す場所」として機能し続けている。


No.21 ハライチのターン!

TBSラジオ / 毎週木曜25:00〜27:00(金曜1:00〜3:00) 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

岩井勇気の「たぶん」から始まる妄想フリートークが中毒性を持つ唯一の番組。澤部佑がツッコミに徹する構造の完成度が高い。「ラジオのフォーマットで最も完成されたコンビ芸」と言っても過言でない。2026年も最もスタイリッシュな深夜ラジオのひとつ。


No.22 空気階段の踊り場

TBSラジオ / 毎週月曜24:00〜26:00(火曜0:00〜2:00) 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

水川かたまり・鈴木もぐら。もぐらの破天荒私生活トークは毎週「大丈夫か」と思わせるが、かたまりの鋭いツッコミが均衡を保つ。「笑いと心配が同時にくる」唯一の番組。人間の「弱さ」を笑いに変える場所として、他の深夜ラジオとは異質の磁場を持つ。


No.23 ナインティナインのオールナイトニッポン

ニッポン放送 / 毎週木曜25:00〜27:00(金曜1:00〜3:00) 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

岡村隆史・矢部浩之。30年以上の付き合い。二人の関係性がそのまま番組の空気になっている。岡村の繊細さと矢部の朗らかさという真逆の気質が、深夜の2時間で完全にほどけて出てくる。テレビで見る「ナインティナイン」とはまったく違う声のテクスチャーがここにある。


No.24 山里亮太の不毛な議論

TBSラジオ / 毎週水曜25:00〜27:00(木曜1:00〜3:00) 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

リスナーを「構成員」と呼び、嫉妬・劣等感・自己嫌悪という「世間では口にしにくい感情」をエンターテインメントに昇華させる「優しき地獄」。「南海キャンディーズ山里」と「この番組の山里」は完全に別の生き物だ。深夜2時間、負の感情と正直に向き合うことが笑いになるという奇跡を毎週体験できる。


No.25 バナナマンのバナナムーンGOLD

TBSラジオ / 毎週金曜25:00〜27:00(土曜1:00〜3:00) 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

設楽統・日村勇紀。設楽が日村のエピソードに噛み付き、日村が「それは言わなくていい」と返す——この往復を30年近く聴き続けているリスナーが無数にいる。金曜深夜、週の終わりを「好きな二人の馬鹿話」で締めくくるという習慣を持つ人間の数は、日本のどのラジオ番組よりも多いかもしれない。


No.26 さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ

TBSラジオ / 毎週土曜(日曜)3:00〜3:30 2020年1月スタート。2026年2月21日放送確認済み。ポッドキャスト版も配信中。エリアフリーで全国から聴取可能。

森田哲矢・東ブクロ(さらば青春の光)による深夜番組。「コント師がラジオをやると何が起きるか」という問いへの6年間の回答がここにある。コーナーが3〜4週で消えては新しいコーナーが生まれる「飽き性の進化」が番組の予測不能さを維持し続ける。JUNKやANNとは異なる文法で動く独自の宇宙。


No.27 かまいたちのヘイ!タクシー!

TBSラジオ / 毎週月曜23:00〜23:30 2018年4月スタート。番組カー「かまタクCAR」(ヴェルファイア)で収録。2026年1月12日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

かまいたちが深夜に番組カーで都内を走りながら収録するという異色のフォーマット。「車の中」という密室が作る独特の空気感が番組の核だ。山内健司の高速ツッコミと濱家隆一の天然ボケが、関西コンビとして東京の深夜を走るという構図がそのまま笑いになる。


No.28 アルコ&ピース D.C.GARAGE

TBSラジオ / 毎週火曜24:00〜26:00(水曜0:00〜2:00) 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

平子祐希・酒井健太。コント職人が深夜に作り上げる「D.C.GARAGE」という独自の世界観。JUNKとは異なる文化圏で熱狂的なリスナーを育ててきた。知らない人は「なんだこれ」となるが、知った人は「なぜもっと早く聴かなかったのか」となる番組。JUNKとは別の深夜帯(火曜24時〜)に育ってきた独自宇宙。


ラジコで聴ける情報・批評ラジオおすすめ——ラジオは考える場所でもある(6選) {#wide}

「流し聴き」とは真逆の、積極的に耳を傾けることで思考が更新されるタイプの番組を集めた。


No.29 荻上チキ・Session

TBSラジオ / 月〜金 17:00〜20:00 2025年4月より現放送時間。2026年2月20日放送確認済み。ポッドキャスト版も配信中。エリアフリーで全国から聴取可能。

評論家・荻上チキと南部広美による社会問題・政治深掘り番組(南部長期休業中は片桐千晶が代理)。夕方3時間「この問題をちゃんと考えたい」と思ったとき、ここへ。ゲストの専門家との議論は毎回水準が高く、「ポジ出し」(ポジティブな提案)の精神で社会問題に向き合う。


No.30 大竹まことゴールデンラジオ!

文化放送 / 月〜金13:00〜15:30 在京エリア年間10位。2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

大竹まことの「毒」は、単なる毒舌とは違う。弱い者に寄り添い、権力に向かって毒を吐く——この方向性が明確に一致しているから、聴いていて不快にならない。「どこに刃を向けているか」が一貫している毒だ。


No.31 ジェーン・スー 生活は踊る

TBSラジオ / 月〜木11:00〜13:00 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

コラムニスト・ジェーン・スーが現代の生活・悩みを本音で語る。「生活」という最も地味なテーマを最も鋭く切り取る言語能力が、この番組の核だ。ポッドキャスト版「OVER THE SUN」(堀井美香との共演、No.41)と合わせると、ジェーン・スーという人物の全貌が見える。


No.32 伊集院光の百年ラヂオ

NHK-FM / 毎週日曜11:00〜11:50(本放送)/ NHKラジオ第1 毎週土曜10:05〜(セレクション再放送) 2023年4月スタート。「らじる★らじる」でも聴き逃し配信あり。アナウンサーは2025年4月から大谷舞風。

NHKのアーカイブスに眠る放送音源を発掘・紹介する番組。「深夜の馬鹿力」の伊集院と、この番組の伊集院は明らかに違う顔をしている。戦後まもない頃の放送、高度経済成長期の音楽番組、昭和の笑いの音源——時代の声を「発掘して聴く」という体験は、動画配信では絶対に代替できない。


No.33 鈴木敏夫のジブリ汗まみれ

TOKYO FM / 毎週日曜23:00〜23:30 2026年2月継続放送確認済み。全国無料。

スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫が各界のゲストと語り合う30分番組。「ジブリの現場の空気」を外に漏らすことを誰よりも嫌ってきた男が、日曜の深夜だけ少し口を開ける。宮崎駿との関係、映画産業の構造——30分が短く感じる。「もののけ姫」から「君たちはどう生きるか」まで積み上げてきた人物の「よもやま話」として聴くと、ジブリ作品への解像度が上がる。


No.34 真空ジェシカのラジオ父ちゃん(TBSラジオ版)

TBSラジオ / 毎週土曜25:00〜26:00 2026年2月継続放送確認済み。ポッドキャスト版が2025年ランキング10位。エリアフリーで全国から聴取可能。

川北茂澄・ガク(真空ジェシカ)のコントっぽい笑いをラジオに持ち込んだ独自スタイル。知的で理不尽な大喜利センスが「深夜のラジオ父ちゃん」として熱狂的なファンを生む。「ポッドキャスト10位」という数字は本放送よりも先に音源が広まった結果だ。「この笑いの文法を知っている人」と「まだ知らない人」がいる番組——後者は今すぐ聴いてほしい。


ラジコで聴ける2020年代の新しいラジオおすすめ(8選) {#new}

ランキング上位でも、「なぜこの番組をAbtoyz Blogが選ぶのか」という選者の視点がある番組だけを入れた。


No.35 星野源のオールナイトニッポン ★終了前に聴くべき1本

ニッポン放送 / 毎週土曜25:00〜27:00 ★2026年3月31日をもって終了予定。最後まで聴いてほしい番組として特別収録。

このリストは「現役番組のみ」という原則で作っているが、この番組だけは例外として収録する。2026年2月17日深夜、星野源は自らのANNで「3月31日をもって番組を終了します」と発表した。10年続いたラジオが終わる。それはラジオが死んでいくということではなく、ラジオが常に更新され続けているということの証明だ。3月31日まで、最後まで聴いてほしい。


No.36 松田好花のオールナイトニッポンX(クロス)

ニッポン放送 / 毎週木曜24:00〜24:58 2024年4月スタート。2026年3月から「松田好花のANNX」としてソロ継続。本日2月26日が日向坂46メンバーとしての最終回。エリアフリーで全国から聴取可能。

ラジオへの強い愛情で知られる松田好花が、日向坂46を卒業した後もラジオを続ける——2026年のラジオを語る上で見逃せない「新しい形」がここにある。アイドルグループを卒業してもラジオパーソナリティとしての個を確立していく。その第一歩が本日起きている。3月以降の「松田好花」としての番組を、このリストに収録する意味はある。


No.37 乃木坂46のオールナイトニッポン

ニッポン放送(全国36局ネット) / 毎週水曜25:00〜27:00(木曜1:00〜3:00) 2019年4月スタート。2025年12月から3代目パーソナリティに井上和(5期生)就任。2026年2月12日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

3代目パーソナリティの井上和は2005年生まれの20歳。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の茶々役でも活躍する5期生が、水曜深夜1時から2時間を担当する。2019年以来続いてきた「乃木坂46のANN」という器が、新しい声で満たされていく過程を2026年にリアルタイムで聴ける。


No.38 FRUITS ZIPPERのオールナイトニッポンX(クロス)

ニッポン放送 / 毎週月曜24:00〜24:58(火曜0:00〜0:58) 2025年7月7日スタート。2026年2月2日・9日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

「NEW KAWAII」を掲げるアイドルグループFRUITS ZIPPERが月曜深夜を担当。2025年3月にANN0(ゼロ)の月替わり出演で大きな反響を呼び、永野芽郁の降板を受けてANNX枠のレギュラーに就任。2026年2月には有明アリーナでのライブを開催した直後の放送でその裏話を届けた。


No.39 菊池風磨 hoursz

TOKYO FM/JFN全国38局ネット / 毎週日曜11:00〜11:30 2025年4月6日スタート。2026年2月22日放送確認済み。全国無料。

timelesz菊池風磨が「30歳の節目でラジオ冠番組を持つ夢が叶った」と語りスタートした番組。初回放送でXトレンド1位を獲得。「旧ジャニーズ系アーティストがラジオという媒体を使い倒す」という新世代の形を示している。JFN全国38局という強力な配信網を持ちながら、素のトーク・選曲・ゲストというシンプルな構成が心地よい。


No.40 SCHOOL OF LOCK!

TOKYO FM・JFN系38局 / 月〜木22:00〜23:55 2005年スタート。2025年10月に放送20周年。全国無料。

「10代への最初のラジオ」として機能し続けて20年。2026年3月末でこもり校長(GENERATIONS小森隼)が退任予定、現教頭はアンジー教頭(アンジェリーナ1/3)という新体制での最終章が進行中だ。節目の卒業LIVE「MY GENERATION 2026」が2026年3月28日に東京ガーデンシアターで開催される。番組が終わるのではなく、人が変わり、また次の10年へと続く——この更新こそがこの番組の本質だ。


No.41 OVER THE SUN(ジェーン・スー&堀井美香)

TBSラジオ / ポッドキャスト配信(Apple Podcast・Spotify) ポッドキャストランキング上位常連。2026年2月継続配信確認済み。

コラムニスト・ジェーン・スーと元TBSアナウンサー・堀井美香による女性向けポッドキャスト番組。聴き始めたら2時間が消えてなくなる。「生活は踊る」(No.31)とは全く異なる顔のジェーン・スーがここにいる。同一人物がラジオとポッドキャストで全く異なる化学反応を見せるというケースとして、両方聴く価値がある。


No.42 ゆる言語学ラジオ

Apple Podcast・Spotify・YouTube配信 2020年スタート。累計再生数数千万超。

水野太貴・堀元見による知的好奇心系ポッドキャスト。言語学という一見地味なテーマを、知識ゼロの人間でも楽しめる会話形式で届ける。「答えを教えてもらうのではなく、二人が一緒に考えるプロセスを追う体験」が中毒性を生む。このリスト唯一の「放送局・ラジコと無関係のポッドキャストネイティブ番組」として収録。通勤中に聴き始めると、その日一日の頭の使い方が変わる。


ラジコ エリアフリーで聴くべきローカルラジオおすすめ(8選) {#local}

エリアフリー(月額385円〜)があれば全国のラジオが聴ける。地方ラジオの文化の厚みは東京に劣らない。むしろ、ローカルにしかない密度がある。


No.43 清野茂樹の真夜中のハーリー&レイス

ラジオ日本(AM1422kHz)/ 毎週日曜21:30〜22:00 2010年スタート。2026年2月22日に第742回放送確認済み。ポッドキャスト版も配信中。エリアフリーで全国から聴取可能。

フリーアナウンサー・清野茂樹は新日本プロレス・WWE・UFCという世界3大メジャー格闘技団体の実況を史上初めて達成した人物であり、同時に1000枚のレコードを所有する「テーマ曲研究家」でもある。

この番組のフォーマットが唯一無二だ。「清野が自らをチャンピオンだと言い張り、各界のプロフェッショナルを"挑戦者"としてスタジオに招いてトークによる王座防衛戦を繰り広げる」——742回という回数がその底の深さを物語っている。「実況芸をラジオの番組構造に落とし込む」という発想は清野以外に存在しない。


No.44 角田龍平の蛤御門のヘン

KBS京都ラジオ / 毎週水曜19:30〜21:00 2026年2月4日放送確認済み。ラジコ(エリアフリー)で全国から聴取可能。ポッドキャスト版も配信。

パーソナリティは弁護士の角田龍平。高校3年でオール巨人師匠に弟子入りした元芸人が、2006年に旧司法試験に合格して現役弁護士になるという唯一無二の経歴の持ち主だ。弁護士業・芸人経験・京都という三つの軸が交差するトークは、他の深夜ラジオとは異質の「知的でふにゃふにゃした」独自の文化圏を形成している。近畿2府4県は無料で聴取できる。


No.45 World Music Cruise(関谷元子)

interfm897 / 毎週日曜21:30〜22:00 2026年2月8日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

音楽評論家・関谷元子がナビゲートする、世界各地の都市をその土地の音楽・情景・言葉・観光などのカルチャーとともに紹介する30分番組。「今宵の停泊地は——」という書き出しで毎週異なる国・都市へと出発する。細野晴臣のDaisy Holiday!(日曜深夜1時)、バラカンのBarakan Beat(日曜18時)と合わせると「日曜のinterfm音楽三部作」。つまりinterfmの日曜は世界最高水準の音楽ラジオの1日になっている。


No.46 ありがとう浜村淳です土曜日です

MBSラジオ / 毎週土曜8:00〜11:30 1977年2月スタート。浜村淳は95歳で現役。2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

映画の結末まで喋ってしまう伝説の映画紹介は2026年も健在。95歳の現役パーソナリティの声を2026年に聴ける機会を、最大限に使ってほしい。浜村淳は「100歳までパーソナリティを続ける意向」を示している。土曜の朝3時間半、95歳の男が届ける言葉の重さは、若いパーソナリティのそれとは種類が違う。


No.47 上沼恵美子のこころ晴天

ABCラジオ / 毎週月曜12:00〜14:59 2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

関西の大御所・上沼恵美子の看板番組。「上沼節」と呼ばれる独特の語り口は、他のどんなパーソナリティとも重ならない。褒める時も批判する時も、上沼の言葉には「本人の人生の重さ」が乗っている。テレビの上沼恵美子とラジオの上沼恵美子は別物で、「平日昼45分の上沼」は関西リスナーにとって生活の一部になっている。東京中心のラジオリストが絶対に上位に入れないこの番組こそ、「ローカルの宝」を象徴する一本だ。


No.48 on-air with TACTY IN THE MORNING(FM802)

FM802(大阪) / 月〜木6:00〜11:00 在阪エリア年間1位。2026年2月継続放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

FM802大阪の朝のフラッグシップ番組。在阪エリア年間1位という事実は、「関西の朝のラジオ文化圏」の厚みを示す。東京のJ-WAVEやTOKYO FMとは異なる、FM802ならではの「音楽への真剣さ」がある。「朝の大阪の空気」を感じる目的でエリアフリーを使う価値がある。


No.49 東海ラジオ ガッツナイター

TOKAI RADIO / プロ野球シーズン中・ナイター開始時間〜試合終了 中部エリア年間1位。1960年開局当初から続く超長寿プロ野球中継番組。エリアフリーで全国から聴取可能。

中部エリア年間1位を毎年獲得し続ける「野球の土地でラジオが生きている」証明。「音だけのプロ野球中継」という体験は、映像では失われてしまうものを保存している。中日ドラゴンズファンなら全国どこからでもエリアフリーで聴ける。野球シーズン中のみの番組だが、夏〜秋のラジコ体験として欠かせない。


No.50 平成ラヂオバラエティごぜん様さま(横山雄二)

RCCラジオ(AM1350kHz/FM94.6MHz)/ 月〜木 9:00〜11:55 ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞(2015年・第52回)。2026年2月26日放送確認済み。エリアフリーで全国から聴取可能。

映画監督・俳優・歌手・俳人・小説家・レーサー——RCC広島の横山雄二アナウンサーが持つ肩書きはこれだけある。そして月〜木の朝3時間弱、広島から「ごぜん様さま」を届け続けている。有吉弘行・劇団ひとりとバンドを組んでいた過去を持ち、吉川晃司の楽曲作詞、東日本大震災の被災地に携帯ラジオ3000台を届けた人物でもある。ギャラクシー賞は東京のラジオ評論家も認める「広島発の全国級パーソナリティ」の証明だ。これだけの人間が毎朝ローカルラジオにいる——それがローカルラジオの豊かさだ。


2025年radiko公式年間ランキング(参考データ) {#ranking}

2026年2月17日発表。集計期間:2025年1月1日〜12月31日。

在京エリア TOP10

順位 番組名 放送局 本リスト掲載
1位 安住紳一郎の日曜天国 TBSラジオ No.10
2位 垣花正あなたとハッピー! ニッポン放送
3位 ONE MORNING TOKYO FM
4位 STEP ONE J-WAVE
5位 おはよう寺ちゃん 文化放送
6位 パンサー向井の#ふらっと TBSラジオ
7位 森本毅郎・スタンバイ! TBSラジオ
8位 Blue Ocean TOKYO FM
9位 J-WAVE TOKYO MORNING RADIO J-WAVE
10位 大竹まことゴールデンラジオ! 文化放送 No.30

ランキング2〜9位を「外した」理由: 垣花正・ONE MORNING・STEP ONE・パンサー向井・森本毅郎・Blue Oceanはいずれも優良番組だ。しかしこのリストは「独自の選者の声で推薦できる番組」に絞っている。ランキング上位については「ランキングそのものが推薦状」なので、このリストに重ねる必要がないと判断した。

ポッドキャスト ランキング(抜粋)

順位 番組名 本リスト掲載
1位 サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
5位 バービーのI'm OK?
10位 真空ジェシカのラジオ父ちゃん No.34

ラジコのタイムフリー・エリアフリー完全活用術 {#howto}

このリストで「エリアフリー必須」の番組

番組名 放送局 エリア
Daisy Holiday!(細野晴臣) interfm(関東FM局) 関東外はエリアフリー必須
Barakan Beat(バラカン) interfm(関東FM局) 関東外はエリアフリー必須
World Music Cruise(関谷元子) interfm(関東FM局) 関東外はエリアフリー必須
タブレット純 音楽の黄金時代 ラジオ日本(関東AMローカル) エリアフリー必須
クリス松村の「いい音楽あります。」 ラジオ日本(関東AMローカル) エリアフリー必須
山本さゆりのミュージックパーク ラジオ日本(関東AMローカル) エリアフリー必須
MBSヤングタウン土曜日・浜村淳・上沼恵美子 関西各局 エリアフリー必須
角田龍平の蛤御門のヘン KBS京都ラジオ 近畿2府4県以外はエリアフリー必須
BUMP OF CHICKEN PONTSUKA!! BAYFM78(関東FM局) 関東外はエリアフリー必須
東海ラジオ ガッツナイター TOKAI RADIO(中部) エリアフリー必須
RCC横山雄二のぼんぼりラジオ RCCラジオ(広島) エリアフリー必須

NHK番組はラジコ+「らじる★らじる」の二刀流

NHK-FMはラジコに参加。加えてNHKの「らじる★らじる」では1週間の聴き逃し配信が無料で使える。ウィークエンドサンシャイン・百年ラヂオはこの二刀流で。

radiko料金プラン一覧

プラン 料金(Web登録) タイムフリー エリア
無料 無料 7日間(1番組3時間制限) 居住エリアのみ
エリアフリー 月385円(アプリ経由480円) 7日間(3時間制限) 全国
タイムフリー30 月480円(アプリ経由620円) 30日間(制限なし) 居住エリアのみ
両方(プレミアム) 月865円〜 30日間(制限なし) 全国

Web(radiko.jp)からの登録がアプリ経由より安い。 iOSのApp Store経由だとApple手数料が上乗せされる。


よくある質問(FAQ) {#faq}

Q. ラジコのおすすめ番組はどうやって探せばいいですか? A. ラジコアプリの「番組表」機能で放送局と時間帯から探すか、「検索」でパーソナリティ名を入れるのが最短です。このリストのように「知っている人の推薦」から入るのも有効です。タイムフリー機能(7日間)を使えば、生放送を聴き逃しても後から確認できます。

Q. ラジコのエリアフリーとタイムフリーの違いは何ですか? A. エリアフリー(月385円〜)は「居住エリア外の放送局が聴ける」機能です。タイムフリー30(月480円〜)は「過去30日分の番組を時間制限なく聴ける」機能です。両方使えるプレミアムは月865円〜。まずエリアフリーから試すと、関西・東海・広島など全国のラジオが一気に解放されます。

Q. タブレット純の番組はどこで聴けますか? A. ラジオ日本(FM92.4MHz/AM1422kHz)で毎週土曜18:00〜20:00放送。エリアフリーで全国から聴取可能です。ポッドキャスト版(前半+アフタートーク)はApple PodcastとSpotifyでも配信中なので、まずポッドキャストで試聴するのもおすすめです。

Q. 山下達郎のサンデーソングブックはタイムフリーで全部聴けますか? A. 基本的にはい。ただし過去に特定の楽曲特集回でタイムフリー非対応だった例があります。特別編成時は事前に公式サイトで確認してください。

Q. 角田龍平の蛤御門のヘンはラジコで聴けますか? A. はい。KBS京都ラジオはラジコ参加局です。近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)在住の方は無料で聴取可能。それ以外の地域はエリアフリー加入が必要です。毎週水曜19:30〜21:00放送。ポッドキャスト版も配信中です。

Q. NHKのラジオ番組はラジコで聴けますか? A. NHK-FMはラジコに参加しています(ウィークエンドサンシャイン、百年ラヂオなど)。加えてNHKの「らじる★らじる」では1週間の聴き逃し配信が無料で使えます。この2つを使い分けることでNHKラジオを最大限楽しめます。

Q. 深夜ラジオを聴くにはどうしたらいいですか? A. ラジコのタイムフリー機能を使うのが最もおすすめです。深夜25時(翌1時)〜29時(翌5時)の番組も、翌日の昼間にタイムフリーで聴けます。通勤・家事中に「昨夜の深夜ラジオ」を聴くのが現代の深夜ラジオの楽しみ方です。

 


おわりに——2026年、ラジオを聴くということ {#owari}

50番組を書き終えて、改めて思う。

山下達郎が今週もスティーヴ・クロッパーを追悼してレコードを引っ張り出し、細野晴臣が深夜1時にフレッド・アステアをかける。

村上春樹が自宅から素数にちなんだ曲を運び込み、明石家さんまが40年以上変わらぬ熱量で土曜夜に現れる。

これらはすべて、効率やコストパフォーマンスとは真逆の行為だ。

しかし、だからこそラジオは、私たちの魂に直接響く。

AIが生成した音楽が溢れ、アルゴリズムが次の曲を決める2026年に、「私がかけたい曲だけかける」と言い切れる人間の声は、奇跡のように希少だ。

ラジコを開き、30分、あるいは1時間。

誰かの声をじっと聴く。

それは、自分以外の誰かの人生と一対一で向き合う時間だ。

さあ、今日はどの「声」を聴こうか。

 


免責事項:放送時間・出演者・番組内容は改編などにより変更される場合があります。最新情報は各放送局公式サイトまたはradikoアプリでご確認ください。NHK番組はラジコに加えて「らじる★らじる」もご活用ください。本記事の放送時間はすべて2026年2月26日時点の確認情報に基づいています。

 


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